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介護用食品を中心にオーガニック食品を専門とするお店です。


~COCOLABショップ看板商品のMCTオイルについて~

【高齢者の低栄養を改善する「MCT」】
高齢になるほど、噛む力や飲み込む力が低下し、食が細くなっていきます。それが原因で問題となるのが「低栄養」です。食べているつもりでも、実際には栄養が不足している高齢者は少ないといわれています。医療や介護の現場で、この高齢者の低栄養対策に、10年以上前から使用されてきた栄養成分がMCTです。

【“必要な量の栄養素が摂れていない”高齢者の低栄養】
高齢者の問題のひとつとして「低栄養」があります。高齢になると加齢とともに噛む力や飲みこむ力が低下し、だんだんと食が細くなって、若いころと同様の食生活では、必要なタンパク質やエネルギーを摂ることができず、痩せていってしまい、最終的には活力やからだの機能、活動の低下につながることがあります。これが低栄養の問題です。
厚生労働省の平成26年「国民健康・栄養調査」では、70歳以上の方の19%、80才以上で22%、85歳以上ではおよそ4人に1人が低栄養傾向にあることがわかっています。このため、厚生労働省もガイドラインを作成し、高齢者の栄養管理支援に乗り出しています。

【低栄養により様々な問題が引き起こされる】
なぜ「低栄養」に注意しなければならないのか? それは、この「低栄養」により痩せていくことが、「免疫力/体力の低下」「気力の低下」「骨量の低下」「活動量の低下」「筋肉量/筋力の低下」という“未病”の状態につながり、そのことがさらに「骨折・事故」「体の病気」「脳の病気」という病や怪我に、最終的には「寝たきり」の状態につながる可能性があるためです。

【低栄養には、からだの材料となる「タンパク質」と、
組み立てる「エネルギー」が重要】
低栄養による痩せの状態を改善するためには、からだの材料となる「タンパク質」と、そのタンパク質でからだを組み立てる「エネルギー」をしっかりと摂ることが重要です。
タンパク質の摂取の観点では、中高年のメタボに対して指導される「野菜を中心にして、肉は少なめにする、カロリーを抑えた食事」を心掛けることは、高齢者になると必ずしも正しくはありません。むしろ、高齢者こそ野菜とともに積極的に肉や魚を食べて、タンパク質を摂るように心掛けなければいけません。
そのうえで、摂取したタンパク質でからだを組み立てるための「エネルギー」も必要になってくるのです。

【「タンパク質」だけではうまくからだづくりはできない】
タンパク質はそれだけではうまく血や肉にならないため、タンパク質だけを多く摂取すればいいということでもありません。
健康診断の血液検査で調べられる成分に「アルブミン」と呼ばれるものがあります。これは「血液中のタンパク質」の量を示す指標で栄養状態がわかります。このアルブミンの数値は、タンパク質の摂取だけを増量しても、増加しないことがわかったのです。

【MCTはからだづくりのエネルギーになる】
タンパク質を加工するために必要なエネルギー。そのエネルギーとして効率的なのが、糖質の倍以上のカロリーがある油脂、そのなかでもすぐにエネルギーになりやすい「MCT」が適しています。
あなたの身の回りにいるかもしれない、高齢者の方の低栄養の解決にぜひお役立てください。